SSブログ

今日は腫瘍の患者が多いな~。 [自然療法]

今日は、なんだか腫瘍の患者が多い。初診が2件、再診1件、来院の予約希望が1件。
腫瘍の患者は人間と同様増えてるんですかね。
このうちの1件は、皮膚にできた腫瘍ですが、けっこう大きくなるまで様子を見ていた症例。。。
できれば、早めに連れてきていただけると助かるんですが。。(汗;)
このような飼い主さんは、出血するか、潰瘍状になるか、生活に支障が出始めるかして、あわてて連れてくるケースが多い。今回は、出血したため来院。(泣)
一般手術にしても、レーザー摘出にしても、凍結手術にしても小さい方が動物の負担が少ないし、治りも早いのですよ。あまり、大きくなりすぎると、手術での摘出が不可能な場合もあります。
今回の一例は尾の付け根付近にできていて、直径4cmそして、腫瘍の根がかなり深くまで侵入していて、
手術をするには尾全体を切らなければならないかもしれない。飼い主は断尾については否定的だ。

もし根がそれほど深くなく、ある程度の大きさであれば、麻酔なしで自然療法の軟膏で摘出することができるんですが。。。
この軟膏は、もともとネイティブインディアンが人間の乳癌の治療に用いられてきた特殊なハーブから作られたもので、腫瘍にアポトーシスを引き起こし、、正常な細胞には作用しない。そして、生体がアポトーシスを起こし始めた腫瘍を異物として認識し、炎症反応がおこり、腫瘍を生体から分離させる。これを使うと腫瘍周辺に散在した腫瘍細胞にまで作用するので、摘出後の再発の可能性が極めて低い。
しかし、今回の症例では、腫瘍の周囲に大きな欠損が起こる可能性がある。
どうするか悩みます。。。とりあえず、ホモトキシか、MPAIIか。。。

ちなみに、以前書いた重炭酸ナトリウムは使用しませんよ。あれは、カンジダ性深部真菌感染症による肉芽組織だと思ってますから(笑)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。