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『しつけ』撲滅運動 [その他]

動物たちに使われている「しつけ」という言葉に対して、日々感じていた違和感・不快感から気づき、到達した思いです。
「しつけ」撲滅運動、起こしたいものです。
「しつけ」という言葉を使うのをやめるだけでも、動物たちへの、また子供たちへの、誤った接し方が正されると思われます。
動物も子供も、何も教えず野放しにしろと言っているのではありません。
動物たちと人間が一緒に暮らしていくために、お互いが快適に、お互いを尊重して暮らしていけるように、また彼らの安全を確保するために、どういう約束事が必要かを考え、伝え、理解してもらう必要はあります。子供たちにも対しても同じでしょう。でも、それには「しつけ」という表現は適切ではないと考えます。
「しつけ」という言葉、そこからどんな感じを受けますか?
「しつけ」という言葉の背景には、しつける側としつけられる側、があります。そして「しつけ」という言葉を使う時、その2者の間には無意識のうちに支配関係の視点が入り込んでいます。無意識に、自分が教えようとしていることに権威性と正当性を確信し、これを一方的に押し付け従わせる、これが問題なのです。
そこには、相手を一個の魂が宿る、その子その子の個性を持ったユニークな存在として、尊重し個性や長所を伸ばす手伝いをしようとする心の動きがありますか?
動物たちにも、子供たちにも、彼らの持って生まれた個性が最大限生かされた成長をしてもらいたい、そして、その結果は、自分を認め、相手を認め、愛と尊重に満ちた暮らし、そういう世の中になってほしいと切に願うものです。
「しつけ」という言葉が生む潜在的な支配欲と暴力の快楽をなくすためにも、まずは、「しつけ」という言葉をつかわないようにしてみることを提唱します。その代わりになる言葉を考えた時、きっと何かに気がつきます。
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